先日、久しぶりに水晶取りに行ったので、どうしてもサビ(酸化鉄)を取り除く必要に迫られました。しかし、近所の薬局で、塩酸やシュウ酸を売ってくれるところはありません。
そこで、ダイソーのネオナイス(塩酸成分が入っている)を狙ったのですが、横浜の、私の行くダイソーで取り扱いをしているところはありませんでした。やはり、塩素系漂白剤がメジャーなんで、もはや、酸性系を扱うところは少ないのでしょうか。塩素系と酸性系を混ぜると塩素ガスが発生して、命に関わる危険なことになるのは周知の通りですね。
なんとか、クリエイトでサンポール(ネオナイスとほぼ同様な割合の塩酸入り)でサビを抜いています。
酸化鉄を塩酸で反応させて塩化鉄にして、取り除くという原理です。
そのあと、しっかり水に漬け込んで塩酸抜きしたら、ハイドロハイター(私にはネットでしか手に入らない、あまり売っていないハイターです。サビに強い漂白用のハイターが、ハイドロハイターです)で、サビの漂白をかけます。
今、これの2巡目に入りました。まあ、たいしてキレイになりませんね(苦笑)
サビの強い水晶は、塩酸かシュウ酸でないと劇的には良くならないのでしょう。
さて、ヒスイは含浸されたらたまらんので、大切に扱います。
今回一晩だけ、久々に入れ歯洗浄剤漬け込みを行いました。超良質な時はもちろん、しません。バールの跡さえも嫌う私としては、薬品洗浄やヤスリがけなど、『もってのほか』ということになります。(ヒスイ偏屈狂のため)
ちなみに、2023.3.18姫川上流ヒスイは、入れ歯洗浄剤3粒で、見違えりました。
写真では写らないのですが、うっすら翠の結晶質ヒスイでした。もはや、『低質混じり』ではないです。とはいえ、別の面で曹長岩ぽいところもありますから、岩石としては『混じり』なのでしょう。やはり、上流だと、石によっては『これから川ズレして、良いところだけ残り、磨かれる』手前の段階ということもあるのかもしれません。
確かに、採取地は、超上流部です。
私は海で取れないから、川に帰ろうと思います。