初級編の続きを、ようやく書きたいと思います。（ここで出てくる石たちの記録は、以前の採取記録です。最近の川や海の情報ではありませんのでご注意下さい。）前回は、歩いていれば、誰でも運が良ければ見つけられるというやつでした。今回は、結局運なんですが（笑）、一応探し方があるというやつです。
それは・・・
『箱メガネ』。水の澄んだ青海川上流以外は、特に姫川は箱メガネは必需品です。
このように、誰もが数々の灰色ヒスイとの出会いの中に、上質ヒスイとの出会いがあるわけです。まさに、運。ただの運。
角張っている乳白色の石を片っ端から箱メガネで覗いて確認していきます。
青海系金山谷系の黒灰緑色ヒスイもカクカクしているので分かります。
箱メガネで覗いてみましょう。
箱メガネの方が、かえって分かりづらい？（笑）
このタイプが、ホント好きで。鉱物マニアとしては、なんともいえない魅力を感じます。深い色味と形がなんともいえません。
姫川では・・・
この水流、この夕暮れ、そしてやや濁り。この場合は、流れの変わっている所、石の置いていかれそうな所を狙って箱メガネで見ていきます。（ようやく中級編ぽくなってきました笑）
海焼けみたいな川ヤケが見られますが、透明感のある白に翠点在のとても良いものが見つけられました。
このように、特に姫川では、箱メガネなしでは困難だと思います。
次回は、上級編。（上級者編という意味ではありません。ヒスイに、上級者なんていませんから。運ですから。難易度が上級という意味です。）
