キツネ石と呼ばれる石たち3 難易度高

ミネラ No.62 2019年 12月号 【雑誌】

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キツネ石は、私がヒスイ探しを始めた頃、ホームページに上げている方がいて、非常に助けられました。その返礼を、これからヒスイ拾いをする方たちへ。

今回は、難易度高のキツネ石たちです。

 

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2013.11.2青海川上流産 おそらく曹長岩と緑泥石など

川なんで面がありますが、やはり丸みがあります。あと、肌のきめ細かさがありません。ヒスイではありません。

 

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2013.9.7 姫川下流産 透明度の高い曹長

このタイプを、『透過の良いヒスイ』とやってしまうと、満足なのは自分だけで、そもそも石拾いなんて自己満足なんだからと言ってしまえばそうなんでしょうけど、誤った判断による満足で、ヒスイでないものをヒスイと思い込んでいる時点で、もう、なんでもありというか、ヒスイ探しの意味がないというか。ヒスイでない、偽りの似てる石にだまされている時点で、キツネ石にやられていることは間違いありません。気をつけたい石です。

 

 

 

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2012.11.16 須沢西海岸産 曹長岩、一部ロディン岩か

これは、一部面があったり、肌触りもすべすべしているんで、難しいですが、ヒスイの針状結晶が全く見られないし、ちょっとガサつきがあるので、曹長岩でしょう。

 

最後はこちら。

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2012.5.13 姫川下流産 美しすぎる石英系の石

すべすべしていて、面がある。上品。でもなんか違う感じがする。ヒスイの針状結晶は、やっぱり見えない。557グラムあるけど、頑張って比重計ってみよう。比重2.57。

珪質の石か。

 

その4に続く