今年の第3回ヒスイ探しの旅

ミネラ No.62 2019年 12月号 【雑誌】

価格:1,265円
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6月の減水シーズンに、行けるのがこの週末しかないうえ、減水初めでないとタイミング遅れになってしまうので、疲労していましたが頑張って糸魚川に繰り出しました。

途中、行きの車内でもけっこうしんどく、前日のウェイトトレーニング疲労も重なり、厳しかったです。6月でなければ行かないところです。

また、ここ数回のヒスイ行では、徹底的に『石のレベルを上げる』コンセプトで、自宅にある灰色ヒスイや風化ヒスイを川にリリースしています。今回も自宅ズリの買い物カゴに大量のリリースヒスイを積んで向かいました。それも目的ではありました。

 

朝の7時から上流部に入りましたが、意外と水量が多く対岸や中洲に渡れませんでした。かと言って手前の河原は増水後から日が経っていて出遅れていますから、ヒスイは見つかりませんでした。

2022.6.11 姫川上流


かなり濃いピンクの糸魚川桃簾石がありました。しかし、蛇紋の所が多いので迷いましたがリリースしました。これをキープすると、『石のレベルを上げる』コンセプトで石を川にリリースしておいて、別のズリ候補石たちを拾っていくという謎の矛盾行動(笑)のループになってしまう(笑)でも、迷いましたよ。ピンクが濃いから。

 

そのあと、気になっていた中流へ。工事していた下流域も気になりましたが、この時期の中流部は雪解け増水後で流れが変わっている所があるからです。

 

2022.6.11 姫川中流

うーん、これはヒスイなんだろうか?とりあえず、家でポリデント行きですね。

そのあと判断します。

 

遡上していきます。

2022.6.11 姫川中流

おお、これはキレイ!乾いていても、かなり濃いピンクです。おまけに、結晶質で、粉々していません。ピンクヒスイとしては、かなりレアな上物と思います。

(ピンクヒスイとは通称です。ピンク斜灰簾石です。糸魚川では桃簾石とも呼びます。)

これが河原斜面にあるということは、人があまり入っていないのかな。けっこうチャンスだと思いました。

 

減水量が思ったより少なく、6月としては、けっこう水量が多いです。今年は雪シロが多かったからかな。年によっては、6月のこの時期ではすでにカラカラで、出遅れの時もあります。けっこう、今年は減水始まりで、良いのかもしれないと思いました。

 

かなりピンク(河原にて)

 

乾いた状態と思いましたが、あれ?濡れてますかね?これは濡らして撮ったのかもしれません。(インスタの速報では『乾いた状態』と記しました。訂正します。)

 

さて、さらに遡上すると・・・

2022.6.11 姫川中流

おっ!おおっ!!まさか、きたか。

 

周囲の石をバールでどけていきます。

掘り出し中

『ここまできたら、バールなしで上げたい。しかし、デカい。』

刺さり具合が深いです。

『これは下手すると運べないサイズか??今回は無理か?』

手で周囲の石をどかしつつ、掘り進めました。

『バールかけても、上げられるものではないのかもしれない。でも、バールなしであげたい!!』

石にバールの跡や傷をつけたくないのです。これがヒスイ偏愛者というやつです(笑)。

 

裏面。ひっくり返した直後。

手で引っ掛けてあげましたよ。ちょうど、この写真の真ん中あたりに窪んだ三角の所がありますよね。ここに手を引っ掛けて、めくりました。この面が(写真手前の面が)下になっていた所です。

途中、ファイトしていたため、写真少ないです。余裕なかったです。

とりあえず、ファイト後の画像をご覧ください。

奥の大きい石の下に隠れていました。

ちなみに、手前の、砂で汚れた大きい石は、ヒスイを上げるために動かしています(笑)。かなり大きい石です。

 

さて、時刻は10時半。

『多分これ以上のものは、今日一日中探しても、もう無いだろう。だから、帰ろう!』

と、これで帰ることにしました(笑)

まさかの日帰り!?

ならばと、周囲の石探しを継続しました。(風化しか見つかりませんでした。)

 

車に戻ると11時半。

 

このあと、西中行くか、姫川橋行くか迷ったけれど、また、この『川遡上』をエンドレスに繰り返す気になれなくて、雨飾温泉へ。

 

土曜日昼間で完全貸切!最高でした。

 

木漏れ日を感じながら、30分いました。

 

 

川のヒスイ探しを4時間やって、温泉入って帰って来ました。初の日帰りです。(前泊の車中泊はあり)