キツネ石と呼ばれる石たち4 ロディン岩その2

ミネラ No.62 2019年 12月号 【雑誌】

価格:1,265円
(2019/12/5 17:26時点)
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『キツネ石と呼ばれる石たち1』のアクセスが継続的に多く、ニーズが高いようです。

確かに、美しいヒスイの写真集や、ヒスイの成果や混じりヒスイの画像はたくさんあるものの、キツネ石の写真集はないですね(笑)

 

私は鉱物マニアなので、ヒスイ以外も集めています。そのため、他のヒスイハンターと呼ばれる方たちとは異なり、ヒスイ以外の石もコレクションしています。今回は直近の旅行から、キツネ石をまとめておきます。

 

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須沢八久保のキツネ石

キツネ石の典型のような石です。

以下がキツネ石に見られることが多い特徴です。

 

①面がない。

②ガサガサして、穴が(晶洞が)空いている。

③ピンク色っぽいところがある。

④緑がクリームソーダのような色で、表面的。

⑤白色のところが、スケスケだったり、黄土色がかっていたりする。

 

上に記載の『須沢八久保のキツネ石』はこれらの特徴を全て兼ね備えた、素晴らしい『キツネ石』なんで、私のコレクションに加わりました(笑)

 

次の石です。

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この石は、初めのうちは難易度が高いかもしれません。

なぜなら、面があるし、すべすべしています。緑も表面的ではなく、母岩に深く入り込んでいる所もありますね。

 

判断は緑の入り方、緑の色味、白色の濁り具合などです。この石も実は『キツネ石』の典型で、ヒスイ拾いを長くしていると、迷わず『キツネ石』と判断できます。

この石の場合は、本物の『ヒスイ』を見て覚えてから比較してみる方が判断しやすいかもしれません。

『ヒスイ』は緻密さ(つまった感じ)があります。私は、この『詰まった感じ』を覚えることが判断には重要だと思っています。カクカクした曹長岩を『透過の良いヒスイ』と見間違えてしまわないためにも、覚えておきたい判断基準だと思います。


なお、『キツネ石』について、もっとお知りになりたい場合は、このブログタイトルの下にある『キツネ石』をクリックしていただくと、『キツネ石と呼ばれる石たち』の1〜4までご覧いただけます。


ご参考になれば幸いです。