今回は、当初4連休のバンコン旅(ヒスイ含む)を予定していましたが、2日間のヒスイ単独行となりました。
理由は、
1、 4連休中の天気がずっと悪い。そのため、砺波の散居村や氷見の棚田など予定地訪問に躊躇する。
2、 飛騨川噴泉池にも行く予定だったが、先日の大雨で被災し、復旧未定とのこと。
3、 コロナ関連。
そんなわけで、ヒスイ行も、ライブカメラと天気予報を見ての、前日判断でした。
昨夜は
雨飾高原露天風呂に入り、小谷かまど飯を夕食とし、早く就寝しました。
初日に成果があったので、当初の2日目まるまるヒスイの予定を変更し、2日目は朝アタックをかけて、小仏トンネル渋滞を避けるため8時には帰路につくことにしました。
早朝、小谷の朝焼けです。
4時半で明るくなってくれるのは助かります。川ヒスイをガッツリ3時間やっても8時には出られますね。
さて、今朝は、昨日気になっていた姫川中流へ。
河原の変化がすごいです。
まずは糸巻きゲット!
すべすべで、気持ち翠ポチもあり、今日はこれで終わりだろうと思いました。今日も採れたから十分だろうと思いました。それほど、川ヒスイとは、なかなか見つからないものです。一日中歩いて、まともなものが一つも見つからないなんてこともあります。
車へ戻る途中の河原にて。河原と言っても、もともとは川の底だっただろうという所です。そこが渇水したかのように、水の流れがほとんどありません。
そこにコロっと、ありました。
ラベンダーじゃん!
昔、同じようなやつを、姫川河口須沢西で拾ったことがあります。青紫の濃いラベンダーで、フォッサマグナミュージアムでM博士に『すごくきれいなラベンダーヒスイ』と誉めていただいた石です。7、8年前なんですがよく覚えているものです。見つけたヒスイには、それぞれドラマがあって思い出が蘇ります。それもヒスイ探しの魅力なのかもしれません。
これは、今回、出来過ぎです。もう、帰ろうと思いました。
もう少しで車だ。車に戻るために、けっこう歩きます。
すると前方に、三角形の緑の石が置かれたように逆さまになっています。
『透緑閃石だろう。』と思って近づき、一応手に取ると・・・
えっ!?
『横川系青ヒスイじゃん、何これ!何で置いていった?』
穴ぼこがボコボコ空いているので、流紋岩と間違えたのでしょうか。それにしても、カクカクだし、すべすべたし、乾いていてすでに結晶らしきものも見えるし、完全にヒスイです。
いや、ヒスイの神様、ここまでくれなくても。今回いただき過ぎです。
8時の予定を7時に変更し、帰路へ。何と相模原に11時、横浜に12時に着きました!
朝焼けを見て、朝に姫川で糸巻きとラベと青拾って、昼に横浜に帰れるなんて、幸せ。
あ、なんと、ウルル全くいませんでした。姫川も、雨飾温泉も。
ウルルもヒスイも、このあとが怖いです。きっとこのあと、暑くなってからウルル大発生し、ヒスイも夏枯れになるのでしょう。今回は運がつきすぎていました。次回は苦戦必至でしょう。